※この記事は2021年3月15日の記事です。記事の中にあるサービスやコンテンツは現在は利用できないものもあります。ご注意下さい。
日曜日と水曜日にオンラインで研修受けてました。
日曜日はSchoolAMPSの研修。
水曜日はCO-OPアプローチ(コアップ)の事例研修。水曜日の研修は東恩納君が主催してくれました!
どちらも小児分野の作業療法士にとっては必要な知識・スキルではないかなと思います。
ざっくりになりますが、スクールアンプスは学校や保育所等での子どもの学習課題遂行を評価する標準化された方法で、コアップアプローチは子どもが作業できるようになるための介入方法です。
どちらも中部大学の塩津さんが講師として参加されてました。
これの何がすごいかと言うと、塩津さんはどちらも国内の第一人者の1人で、特にコアップアプローチに関しては日本唯一の公認セラピストです。
そんな方からオンラインで教えていただくって凄くないですか?東恩納君ありがとう!
コアップアプローチについて学びたい方は、現在オンラインで開催中の長崎県作業療法学会のプログラムでも塩津さんが話してくれてます。長崎県作業療法学会(まだ参加できますよ)
http://www.nagasaki-ot.com/gakkai/
それとNPO法人はびりすのYouTubeチャンネルでも塩津さんがシリーズで話されてます。
https://m.youtube.com/watch?v=2vDce66uUuM
さて、まずスクールアンプスですが、実際の研修会はみっちりと5日で課題遂行分析をするそうですが、今回は1日でしたが事例を観察して評価するワークがありました。観察で大切なことは事実を記録することだと再確認しました。行為の分類や解釈は後から記録を見てできます。評価の視点が増えました。
次にコアップについては2年前に開発者のポラタイコ先生に長崎でワークショップを開いてもらって受けました。コアップの特徴は、クライアント中心(子ども中心)で、本人がやりたい課題・することを期待されている課題、解決したい課題を本人が解決する手伝いをするというところです。セラピストは解決策を教えないのです。今回の研修では、長崎から前田君が事例を紹介してくれて、塩津さんも事例を紹介しつつコアップについても説明してくれました。やはり実際の場面を見ると勉強になりますね!
日頃の業務でスタッフや関係者が問題行動や課題について、解釈の空中戦になっていることないですか?まずは、まずは観察のときに事実をしっかり見ることが大切ですよね。はびりすの山口 清明さんが言ってましたが、事実では手を組めます。
コアップアプローチも言うなれば教えない教育ですね。
これらの何が凄いかと言うと、事実をしっかり見るのには方眼ノートが役に立つし、教えない教育にも方眼ノートを使うことでできるようになるし方眼ノートfor KIDSにも繋がります。
それぞれの方法、アプローチの中の大切な鍵をもう持っていたことに気付きました。方眼ノートについて知りたい方いたらコメント下さい。